10月12日(土)に中学校2年生今林実莉さんが名古屋市科学館主催の科学創作コンクールに応募し、見事優秀賞を獲得し表彰されました。研究テーマは「遠州灘産 タカラガイの世界 ~遠州灘におけるハツユキダカラの住み家を探る~」です。3年連続で表彰されています。
今林さんは昨年も優秀賞を受賞しており、ハツユキダカラガイの研究を続けていました。昨年は伊勢湾の海岸を調査し、今回は遠州灘(伊良湖から御前崎まで)を調査しました。すると、今切口でハツユキダカラガイがたくさん生息していることがわかりました。他の海岸には生息していなかったので、何か条件があるのではと思い、調査をしたそうです。
今切口の砂は細かく、さらさらであることに気づいたそうです。さらに、浜名湖の栄養がこの海岸に流れ込んでいること、テトラポッドの影響で波が穏やかというところまでわかりました。
今回も河口付近を調査しているので、今後は天竜川の影響についても調べていきたいと力強く話してくれました。